しみ抜き FAQ
しみ抜き FAQ Q1. ワジミが心配です。 Q2. カンタンにワジミを取る方法。 Q3. ガンコなシミを落とすには。 Q4. シミ抜きのテクニック 参考資料 オザワ工業(株) |
Q1. ワジミが心配です。 |
染み抜きはよくするけど、染み抜き後のワジミが心配と、言われる方が多いのではないでしょうか、確かにシミは落ちたみたいだけど、やればやるほどワジミがどんどん広がっていくのは恐怖ですね。そこで、ワジミを作らないコツと、できてしまった後の処理方法をお教えします。 ワジミの原因の第一位は、洗浄不足です。わずかに残った不純物(汚れ)が生地の繊維に沿って広がって行き、それが止まったところが乾くと縁取りになります。これがワジミの正体ですです。このようなワジミを防ぐには、まず十分に汚れを濯ぎ出す必要が有ります。スプレーガンをお持ちでしたら必ず、汚れの周りからスプレーし、円を描くように中心部に向かって落として下さい(シミを広げないため)。その後、スプレーガンを霧の状態でボカシ (*シミ抜き液で濡れているところと乾いているところの境目をぼかす作業)をし、バキューム、ドライヤーなどを併用して早く乾燥させれば、 ワジミはゼロ、これだけ知っておけばワジミは怖くありません。 *けっして、汚れを散らしてごまかしてしまうことではありません。濡れたふちの境目をなくすことは、その後の乾燥をスムースにしワジミを防ぎます。 *上の方法は、スプレーガンを使用の説明ですが、ソルビーエース(エアゾール)、ハイクリーン、しみとり君、シミ抜きペン(ペンタイプ)も同じ要領です。スプレーガンのように噴霧するパワーがありませんので、よりこまめに汚れをタオルなどに移しとることで解消できます |
Q2. カンタンにワジミを取る方法。 |
ワジミ取り専用のパウダー(スプレータイプ)が有ります。 ドライソルビー、サンドライ、輪じみクリーン ワジミ部分に20~30cm離してスプレーし、5分ほど放置してください、スプレーした部分が白く乾燥 (活性炭のような多硬質パウダーに汚れ成分が吸着し、生地から浮き上がった状態に)し ます。後は洋服ブラシなどでその粉を振るい落とせば仕上がりです。汚れが除去されワジミは解消です.。 |
Q3. ガンコなシミを落とすには。 |
ソルビー201Dだけで落ちないシミを落とすには。 強力なシミ抜き3点セット補助液、シミ抜き10点セット をご利用ください。 |
Q4. シミ抜きのテクニック |
シミは付いたその場で処置をすれば比較的簡単に落とすことができますが、時間が経っていたり、熱を加えていると落としずらくなります。できるだけ早く適切な処置をする必要です。でも、全然あわてる必要はありません。 付いてしまったシミは、(乾いてる状態) シミ抜きのプロはしっかりシミの種類や状態を見定めてから、染み抜きに取りかかります。それは、ひとくちにシミと言いましても、その成分の性質によって水溶性のシミ、油溶性のシミ及び不溶性のシミに大きく3つに分類することができます。 ただ、シミが単純な成分であることはほとんどなく、色々な性質の成分が混じり合っています。 油溶性のシミには、ミシン油、サラダ油、マヨネーズ、チャコや、口紅など 水溶性のシミには、ジュース、紅茶、ソースなど 不溶性のシミには、墨や泥ハネなどがあります。 よく食べこぼしなどを付けたとき、何のシミか分からない場合が多く、スープやタレのように油性、水性が混ざり合っている場合がほとんどです。 いきなり、なにかで染み抜きをはじめたらまず失敗します。よくシミの種類を観察しなければなりません。でも、ほとんどの人はプロじゃないのにどうすればいいのでしょうか。 そんなシミ抜きに失敗しない方法とは、シミ抜きのプロでも守っていることがあります。 一番のポイントは、染み抜きにはきまった順番があるということです。 何のシミか分からない時は、まず、油性の処理 (ソルビーエース油性、ハイクリーン油脂性、ソルビー201Dで) をします。 先に油性分を抜くことが肝心です。といいますのは、油脂分が含まれている汚れに対し、水溶性のシミ抜き剤を付けてしまうと、繊維の奥にに油脂分を閉じ込めてしまうことになり、その後のシミ抜きを難しくしてしまいます。油脂分を先に抜いておきますと後の作業が簡単になります。 シミ抜きは必ず、油性のシミ抜き剤から・・・水性のシミ抜き剤へ・・・とお守りください。これだけでシミ抜きの大半は成功したといえます。特に縫製工場などでは、実に80%以上がミシン油などによる油性のシミで、ソルビー201Dだけで、シミ抜きが完了しています。 ご注意 油性のシミ抜き剤は速乾性のものがほとんどですが、完全に乾燥したのを確認の上、水溶性のシミ抜き剤(ソルビーエース水性、ハイクリーン水溶性)に移って下さい。 |
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